パソコン自作徹底ガイド

自作PC(自作パソコン)大図鑑 自分だけの一台を作ろう!
パソコンをすでに持っている方でも、もう少しここがこうなったらいいのに、と思ったことは無いでしょうか?
そんな不満を覚えることなく、自由にパーツを組むことが出来るのが自作PCの最大の魅力です。

Home>>パーツの選び方>>CPU>>Intel
/* 728x15, 作成済み 10/09/21 */ //-->

Intel製CPUの機能比較です。
:性能の目安
CPU
Intel
Intel Pentium D
LGA775

★★★
現在、Intelの主力製品がデュアルコアCPUである、このPentium Dです。
マザーボードもすでにデュアルコアに対応した製品が主力に置き換わっており、これから組もうという人にはまず第一の選択肢といってもよいでしょう。
しかし、消費電力はそれなりに大きく、電源ユニットもある程度余裕を持った選択をした方がいいでしょう。
ラインナップの900番台のものは二次キャッシュの容量が2倍の上位モデルとなっています。


型番 900番台 800番台 805
コア数 2 2 2
システムバス 800MHz 800MHz 800MHz
2次キャッシュ 2MB×2 1MB×2 1MB×2
HT※1 - - -
64bit
消費電力 130/95W 130/95W 95W
動作周波数 2.8〜3.2GHz 2.8〜3.2GHz 2.66GHz
※1 Hyper-Threading


Intel Pentium XE (Extreme Edition)
LGA775

★★★★★
Pentium Dの上位ブランドともいえるのがこのPentium XEです。デュアルコアを搭載した上で、Hyper-Threadingも搭載することによって、一度に4つの命令を同時処理できます。
しかし、価格が高い、消費電力が大きいなどの欠点があります。

特に、価格は10万円以上もします。一般ユーザーには縁がないCPUと言えるでしょう。

型番 XE 955 XE 840
コア数 2 2
システムバス 1,066MHz 800MHz
2次キャッシュ 2MB×2 1MB×2
HT
64bit
消費電力 130W 130W
動作周波数 3.46GHz 3.2GHz


Intel Pentium 4/Celeron D
LGA775
★★
デュアルコアの登場により存在が薄れつつあります。
しかし、価格の低下や、対応マザーボードの多さなどスタンダードな製品としての価値があります。
デュアルコアに対応していないLGA775プラットフォームのアップグレードとして最適でしょう。

Pentium 4に対し、Celeron Dは同じソケットに対応したローエンドモデルと言うことになります。
Pentium 4との違いは二次キャッシュ容量が少なく、動作クロックも低く設定されています。
価格が安いため、マシンパワーを求めず、コストパフォーマンスを優先させるのであれば選択の価値はあるでしょう。

型番 600番台 500番台 360/356/352 他300番台
Pentium 4 Pentium 4 Celeron D Celeron D
コア数 1 1 1 1
システムバス 800MHz 533MHz 533MHz 533MHz
2次キャッシュ 2MB 1MB 512KB 256KB
HT - -
64bit
消費電力 114/84W 114/84W 84W 84W
動作周波数 3.0〜3.8GHz 2.8〜3.4GHz 3.2〜2.46GHz 2.13〜3.33GHz


Intel Pentium 4/Celeron D
Socket478
LGA775以前のメインプラットフォームである、Socket478に対応したCPUです。新規にこちらを選ぶ理由はありませんが、LGA775と迷わないための知識として下さい。性能表は省略します。


Intel Pentium M/Celeron M
Socket479
★★★
Socket479はIntelのモビル向けのプラットフォームとして開発されました。Pentium Mは省電力ながら高い性能が特徴で、静音マシンを用意に作ることが出来るとして、人気の出たCPUです。
現在はCore Duoなどのデュアルコア省電力CPUの登場で新たに選択する理由が薄れつつあります。
★★
Pentium Mのローエンド向けのCPUです。Pentium Mとの違いは2次キャッシュ容量を半分にし、(EIST)と呼ばれる電力制御機能を省いた点です。
型番が400番台のものはコアが違うため従来のSocket479プラットフォームでは利用できない点に注意が必要です。
型番 700番台 7x8番台 7x3番台 300番台
Pentium M Pentium M低電圧 Pentium M超低電圧 Celeron M
コア数 1 1 1 1
システムバス 400/533MHz 400MHz 400MHz 400/533MHz
2次キャッシュ 1/2MB 1/2MB 1/2MB 512K/1MB
HT - - - -
64bit - - - -
消費電力 512K/1MB 10W 5W 21W
動作周波数 1.5〜2.26GHz 1.3〜1.6GHz 1.1〜1.3GHz 0.9〜2GHz


Intel CoreDuo / Solo
Socket479
★★★★
モバイル向けのデュアルコアCPUです。省電力ながら高い性能を持っているのが特徴です。
このCPUを用いることで、非常に高いスペックの静音マシンを作ることも可能になりました。
プラットフォームはSocket479でありながら従来のPentium Mで使用されているものとは違うため、ピン数が同じであっても互換性がありません。
しかし、Core 2 Duoのモバイル向けも高い省電力性を持つことから新規で購入する理由も薄くなっているのが現状です。
★★★
シングルコア版がこのCore Soloです。Core Duoよりさらに省電力性を高め、Pentium Mより高性能といった位置づけになります。

型番 T2x00 L2x00 U2500 T1x00 U1x00
Duo Duo低電圧版 Duo超低電圧 Solo Solo
コア数 2 2 2 1 1
システムバス 667MHz 667MHz 533MHz 667MHz 533MHz
2次キャッシュ 2MB 2MB 2MB 2MB 2MB
HT - - - - -
64bit - - - - -
消費電力 31W 15W 9W 27W 5.5W
動作周波数 1.66〜2.33GHz 1.5〜1.66GHz 1.2GHz 1.66〜1.83GHz 1.06〜1.2GHz


Intel Core 2 Duo/Core 2 Extreme
Socket479
★★★★★
Core 2DuoはこれまでのPentium Dに代わってCPUのメインストリームをになう、新しいデュアルコアCPUです。クロックあたりの実行命令数を増やす技術によりPentium Dと比べ、大幅な性能向上を果たし、消費電力も大幅に下げているのが特徴です。
また、モバイル向けのCore 2 Duoも登場し、静音、高性能マシンを作ることにも期待できます。
プロセッサナンバがCore 2 Duoが「E」モバイル向けが「T」ではじまります。
★★★★★
Core 2 ExtremeはCore 2 Duoの上位モデルと言う位置づけで、違いは動作周波数と消費電力だけで機能的な差別点はありません。
なお、Core 2 Extremeのプロセッサナンバは「X」で始まります。

型番 E6000番台 800番台 X6800
コア数 2 2 2
システムバス 1066MHz 800MHz 1066MHz
二次キャッシュ 2/4MB 2MB×2 4MB
HT※1 - - -
64bit
消費電力 65W 130/95W 75W
動作周波数 1.86〜2.66GHz 2.80〜3.20GHz 2.93GHz

/* 728x90, 作成済み 08/12/08 */ //-->


Copyright (C) 2006 Hiroaki Hasimoto All right reserved.